• 2019.04.11

花粉対策機能を持つ室内塗料を開発

関西ペイントは、花粉などに含まれるアレルギー疾患の原因となる物質を分解する室内用水性塗料の開発に成功しました。
商品名は「ハイドロフレッシュ」です。
1回塗りの簡便な施工で室内の壁に花粉対策機能を付与できるため、塗料による新たな内装需要の創出に期待が高まります。

同社はこれまで、暮らしに身近なところで塗料の効果を実感できる”快適生活提案塗料シリーズ”として、消臭や抗菌、抗ウイルス、虫除けなど室内空間の快適性を向上させる塗料を展開してきました。今回はその第3弾として「ハイドロフレッシュ」が発売されます。

最大の特長は、花粉やハウスダストなどに含まれ、アレルギーを誘発するタンパク質(アレル物質)を分解する効果を発現することです。同品の塗膜にアレル物質が接触するとその働きが抑制され、ほぼ100%アレル物質が低減することが第三者検査機関で実証されており、刷毛やローラーで壁紙の上に1回塗りするだけで簡単にアレル物質低減機能を付与でき、1回の施工で約10年間効果が持続します。また白色濁りがあるものの、一般的な淡彩色の壁紙であれば風合いを損なわず問題なく使用できます。

商品名 容量 平米数 希望小売価格
ハイドロフレッシュ 4kg(ポリ容器入り) 80~100㎡/缶 12,000円/缶

1缶当たり80~100㎡の施工が可能で、マンションや戸建てなどの住宅、教育施設や病院などの建物内部壁面に適用。特に、花粉などが入り込みやすい玄関や開口部の大きいリビングの壁、寝室、子供部屋、人が集まる共用スペースの壁などへの施工を推奨します。

ニュース掲載記事:コーティングメディアオンライン