九州南部を中心に非常に激しい雨
気象庁によると、南から暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、九州では大気の状態が不安定になり、南部を中心に発達した雨雲がかかっています。
この湿った空気の影響で、九州南部を中心に断続的に非常に激しい雨が降っていて、土砂災害や川の増水などに警戒が必要です。
午前10時までの1時間に
■鹿児島県が霧島市に設置した雨量計で57ミリ ■宮崎県のえびの高原で36.5ミリの激しい雨 が観測されています。 |
これまでの雨で鹿児島県では土砂災害の危険性が非常に高まり、「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があるほか、鹿児島市を流れる新川と稲荷川では氾濫の危険性が非常に高い「氾濫危険水位」を超えています。
九州南部ではこれから昼すぎにかけて、局地的に雷を伴って1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあり、気象庁は、土砂災害や川の増水、低い土地の浸水に警戒するよう呼びかけています。
雨漏りした時の応急処置や自然災害での火災保険についてなど下記で詳しく載せてあります。参考までに是非ご覧ください。
一方関東では、台風3号が千葉県銚子市の南東の海上を1時間に55キロの速さで東北東へ進んでいます。
中心の気圧は994ヘクトパスカル、最大風速は20m、最大瞬間風速は30mで、中心の南東側280キロ以内と北西側110キロ以内では風速15m以上の強い風が吹いています。
台風はこのあと温帯低気圧に変わる見込みですが、東日本では海上を中心に強風や高波などに注意が必要です。