• 2019.07.19

瑕疵保証保険が延長をスタート!

2009年10月に「住宅瑕疵担保履行法」として、新築住宅に10年以内に瑕疵(かし)が見つかった際、補修を行ったり、瑕疵によって生じた損害を賠償したりする保険がスタートしました。

しかし2009年の10月からスタートした「住宅瑕疵担保履行法」も、今年の10月で10年が経ち、保証が切れる住宅が出始める頃になります。そこで大手ハウスメーカーは新築後の瑕疵保証が切れる住宅に対して、「延長瑕疵保証」を行う仕組みを構築しています。

その一方で、一般の工務店など大手ハウスメーカー以外が建てた住宅に関してはこうした延長保証の制度がなく、住宅瑕疵担保責任保険法人各社は「延長瑕疵保証」の保険商品を昨年あたりから発売、案内を始めています。

そしてこの保険商品を適用する場合、塗装工事が重要なポイントになります。

例えば保険法人・住宅あんしん保証では、延長瑕疵保険の期間を10年とする場合に、下記の塗装をすべて実施する必要があるとしています。

①屋根仕上げ材の塗装及び陸屋根・バルコニーのトップコート(保護層)の塗装

②外壁仕上材の塗装

③各部シーリング工事

④雨掛かり木部の塗装

大切な住宅資産を長く健全に保つための保険制度なので、適用されている方は今一度確認してみてください。