外壁塗装の“補助金・助成金”を賢く利用しよう

外壁塗装の“補助金・助成金”を賢く利用しよう

一般的に外壁塗装は約10年で塗替えの時期が来ると云われています。使っている塗料や施工にもよりますが、効果は年々薄れ、ところどころデコボコになり見た目も悪くなっていきます。見た目だけでなく、外壁の内部にも痛みが広がりやすくなるので、定期的な外壁塗装はとても大事なことになります。

しかし問題なのは外壁塗装にかかる「費用」です。
外壁塗装をするときには、材料費や工事費用によって数十万円近くのお金が必要になります。
さらに「屋根塗装も…」となれば、一気に数百万円ちかくに膨れ上がることもあります。なんとかして負担を軽くすることができないかが悩みの種です。

外壁塗装・屋根塗装であっても、日本全国の自治体で色んな補助金・助成金制度が用意されています。皆さんの住んでいる地域でも、外壁塗装・屋根塗装に使える補助金・助成金が見つかる可能性はあります。自治体によっては「30万円(限度額)」の補助金を用意しているところもあるので、活用しないのはとても損です。

「補助金・助成金」を理解して、賢く家をきれいにしましょう。




【補助金・助成金の違い】

申請することで国や自治体から受けることができるものに、助成金と補助金があります。どちらも返済は不要で、工事終了後に後払いでもらえるお金になります。

助成金を受けるには

助成金は決まった特定の塗料を使うなどの条件を満たしていれば誰でも受け取れます。

補助金を受けるには

補助金は受給のための審査があり、合格した場合のみ受給がでます。どちらかというと補助金の方が審査の条件が厳しいことから、支給額が高いことが多いようです。

【どこの地域でも申請できるのか】

助成金や補助金のシステムは各自治体が定めています。そのため外壁塗装の際に助成金(補助金)を申請できる条件や、受給できる金額はお住まいの地域によって異なっています。なお、補助金は工事したら自動的に対象になるというものではありません。工事を行う前に申請をしなければいけない場合もありますので、詳細は施工したい家がある自治体で確認が必要になります。なので塗装業者に相談することをお勧めします。優良な塗装業者なら面倒な手続きも代行してくれます
※残念ながら外壁塗装に関する助成金制度を行っていない自治体もあります。一度確認をしてください。

【助成金を受けるための条件】

助成金を受けるには、ただ外壁を塗り替えるだけでは対象になりません。エコリフォームする工事として認められる塗料「遮熱塗料」や「断熱塗料」(室温を下げることができる効果)を使うことで、一部を自治体が負担してくれるというタイプが多いです。また助成金の申請には、築年数・耐震基準を満たしている・断熱や遮熱などの省エネリフォームが含まれている等の条件がついていることが多いようです。自治体によっては工事前・後の比較写真や見取り図、平面図などの提出が必要なケースもあるので、事前にお家の情報をまとめて用意しておきましょう。「塗り替えた後に申請をしてみたら、助成金対象外だった」とならないように、お住まいの自治体で使える助成金や補助金の制度について、事前に調べておく必要があります。

【まとめ】

優良業者ですと助成金申請の手続きを代行してくれるところがあったりしますので、一度、業者に確認をしてみるのがいいかと思います。高額になりがちな外壁塗装ですが、ちょっとした手続きで助成金・補助金が受けられるとしたら助かります。どのような工事が対象になるのか、どの塗料が対象になるのか、申込期間は決まっているのか、業者の指定はあるのかなど、必ず細かい条件の確認は必要になります。外壁塗装の工事業者を決める前に、お住まいの自治体や役所のホームページなどでぜひチェックしてみてください。また何度も記していますが、業者に問い合わせをした際に確認をしてみてください。


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